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- 2018/01/10
- 美容コラム
『頭皮が荒れるのはシャンプーか?他にもある原因とは?』
『頭皮の荒れるのはシャンプーか?他にもある原因とは?』
毎日シャンプーをしているのに、頭皮のかゆみがおさまらなかったりフケが出たりなどで、悩んだことはありませんか。
なぜなのかと悩まれている方も多いと思います。頭皮の荒れもひとつの原因です。きちんと対処すると同時に、健康な頭皮でいられるように心掛けましょう。
■頭皮が荒れるとどうなるのか
かゆみやフケがみられるときには頭皮が荒れているサインという事もあります。頭皮が荒れるとはどんな症状か見ていきましょう。
〇かさぶたができる
頭皮が荒れてしまうとかゆいので頭皮をかいて傷つけ、かさぶたになる場合があります。
〇かゆみが出る
頭皮のかゆみは極度のストレスになりますので、原因を知り改善しましょう。
〇フケが多く出る
頭皮のかゆさに我慢しきれずに掻いてしまうとかさぶたになり、さらに爪で引っかくとフケとなって剥がれ落ちます。掻けば掻くほどフケは多くなり悪循環となります。
〇頭皮がべたつく場合もある
頭皮は皮膚の中でも皮脂が多く分泌される場所です。頭皮の荒れが長引くと髪の毛が細くなり、次第に抜けやすくなります。
〇シャンプーがしみることがある
頭皮が荒れているとシャンプーが刺激になり、荒れた部分にしみることがあります。
〇皮膚炎になることもある
頭皮の荒れが原因で皮膚炎を発症してしまうこともあります。ひどい場合は皮膚科で診てもらうことが大切です。
■頭皮が荒れる原因
〇シャンプーのしすぎ
シャンプーのしすぎは必要な皮脂までも洗い流してしまい、逆に頭皮が荒れる原因になります。
〇冬場の空気やエアコンによる乾燥
肌が乾燥するのと同じように、頭皮も乾燥しやすくなります。冬場の空気やエアコンによる乾燥に気を付けなければいけません。
〇頭皮の栄養不足
頭皮が荒れる原因のひとつに栄養不足があります。頭皮にとってよい栄養素とは、セラミド・ビタミンA・タンパク質・脂質です。
・セラミド
ダイズ・黒ゴマ・ひじきなどに多く含まれています。
・ビタミンA
ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、ワカメなどに多く含まれています。
・タンパク質
肉・青魚・牛乳・卵・ダイズなどに多く含まれています。
・脂質
肉類・乳製品・豆腐などに多く含まれています。
〇間違ったシャンプーの仕方
シャンプーは、頭皮や髪の汚れを取り除き、頭皮マッサージを目的としています。爪は立てないように注意しながら指の腹で優しくマッサージしましょう。
また、シャンプーはしっかり泡立ててから、洗うようにしましょう。
〇シャンプーやリンスのすすぎ不足
シャンプーやリンス後のすすぎ不足は頭皮によくありません。きちんと流せていないと頭皮はかぶれやすくなり毛穴のつまりの原因にもなります。
〇ストレスでも頭皮は荒れる
ストレスがたまるとホルモンバランスが乱れてしまい、肌や頭皮に影響がでます。
〇肌に合っていないシャンプーを使っている
頭皮がかゆくなる、フケが多く出る、臭いがするなどの場合、シャンプーが合わないということも考えられます。そんな時は、頭皮に優しいアミノ酸系にすると良いでしょう。
〇睡眠不足は頭皮にもよくない
体はストレスを感じるとホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが多く分泌されてしまいます。それにより、皮脂が過剰に分泌され、頭皮の毛穴が皮脂でつまり、かゆみや炎症などのトラブルになってしまいます。
〇加齢による肌のバリア機能の低下
肌のバリア機能とは、肌や頭皮を外部からの刺激や異物から守ってくれる機能ですが、肌の水分を閉じ込めて潤いを保ってくれる働きもあります。その機能が加齢によって低下すると外部の刺激から守れなくなり、頭皮の荒れの原因になります。
〇ヘアカラーによる刺激
自分の頭皮と合わないヘアカラーの薬剤を使っているとヘアカラーの成分が刺激になり、頭皮が荒れる原因になります。気になる場合はヘアカラーの種類を変える必要があります。
■頭皮を守るためにすべき対策
〇シャンプーは1日2回まで、頭皮の乾燥に注意しましょう。
〇頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーや石鹸シャンプーを選ぶのが良いでしょう。
〇荒れがひどい時は、お湯だけで洗う湯シャンでの汚れ落としがおすすめです。
〇1日の頭皮の汚れや汗は、夜に髪を洗って落します。朝シャンは、紫外線などの外部の刺激を受けやすくトラブルの原因になります。
〇頭皮の荒れが気になる時は、整髪剤の使用を避けましょう。頭皮の毛穴をふさいでしまう恐れがあるので使用後は、早めにしっかりと落とすようにしましょう。
〇頭皮の保湿には、オイルマッサージと蒸しタオルが良いでしょう。
〇汗をかいたり頭皮が荒れたりするとかゆみが出て、ついつい掻いてしまいます。頭皮を掻くことで傷つけ、炎症やかさぶたなどのトラブルになります。
〇頭皮は紫外線に弱く荒れの原因になってしまいます。帽子や日傘などで、紫外線対策をしっかりと行いましょう。
〇油が多い食事や糖類、アルコールなどを多く摂取していると中性脂肪が体にたまります。それにより、皮脂が過剰に分泌されてしまい頭皮が荒れます。
皮膚の代謝を促すビタミンBやビタミンCが不足してしまうと、皮脂の分泌量をコントロール出来なくなるので気を付けましょう。
栄養価の低い菓子パンや即席ラーメンは控え、野菜中心の、ビタミンBやビタミンCを多く含む食事を心がけましょう。
■症状が改善しないときは皮膚科へ
頭皮の悩みがなかなか改善されない方は、専門医の皮膚科を受診しましょう。皮膚科で診てもらうことで、原因の究明と早い回復に向けて薬を処方してもらえます。
フケやかゆみをなくして頭皮も健康にするために、頭皮の荒れの原因、それに向けての改善や予防ができます。頭皮を乾燥から守り、予防することも大切ですので、頭皮に合ったシャンプーを選び正しく使用して、健康な頭皮を目指しましょう。