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  • 2018/01/10
  • 美容コラム

『誰もが気になる「サロンカラー」と「ホームカラー」の違いとは?』

『誰もが気になる「サロンカラー」と「ホームカラー」の違いとは?』

ヘアーカラーをする場合、サロンで美容師にしてもらうのと自宅で染めるなどの2通りがあります。サロンでヘアーカラーをする場合は、予約などをしてたくさんのカラーの中から今の自分に合った色を相談しながら決めることができます。

今と同じ色なのか或いはもう少し明るくとか暗くとか、それならこうなりますとかプロの目から見てどうであるかを聞くことができます。

また、傷み具合によってはトリートメントなどで栄養を入れてあげるのもよいでしょう。サロンの場合、人件費、技術料、カラー剤などの経費を含みますので少しお値段がかかってきます。

自宅で染める場合は、カラーを自分の目で選んで自分または家族の人などに頼んで染めることになります。その際しっかり塗れるのか、ムラにならないのかなど気になるところです。

■サロンカラーとホームカラーの違い

サロンカラーは、プロである美容師が扱います。それにより、美容師が提案する色の再現性など、色調の設定がしやすくお客様の希望に沿ったカラーが再現できます。
※サロンのカラー剤は、アンモニアが主流です。

ホームカラーは、主に美容師の様に専門的な知識の無い一般の消費者のかたが扱います。それにより染め方にムラがあっても目立たないような色味など、失敗したと思われないような色が設定されています。

更に、混ぜやすい・塗りやすい・流しやすいという簡便性が重要視され、ニオイもきつくない様に最小限に抑えられています。

※ホームのカラー剤は、モノエタノールアミンが使われています。

■1剤・2剤とは何なのか?

1剤は、色です。2剤は、消毒用に使われるオキシドールと同じもので別名を酸化剤と言い、内容は過酸化水素になります。2剤は、主に髪の毛の色素を抜く脱色として使用されます。悪く言えば、髪の毛を破壊する薬なので髪が痛むということになります。

市販のカラー剤は、この2剤が日本基準の最強レベルです。これがダメージとムラの原因といえます。なぜサロンではダメージやムラが抑えられるのか、それはサロンでは2剤を使う時、地毛の色や箇所、ときには髪の状態によって2剤の濃度を調節しているからなのです。

お客様の髪の状態やパーマ、カラーリングなどの経歴などに合わせて、薬剤の濃度のレベルを強めにしたり弱めにしたりと調整しながら行っています。そういうプロの判断があるので、美容室だと綺麗に発色し長持ちすると言えるのでしょう。

■正しいホームケアで美髪を目指す

皆さんはどのくらいのペースでサロンに通っていますか?毎月1度は美容室に通われているという方は1年にするとプロによるメンテナンスが12回程施されているという事になります。

逆に考えると女性は多くても1年に10日間弱ほどしか、サロンでメンテナンスできていないということになります。1年の大半を自分自身でシャンプーなどのケアを行わければなりません。実は、しっかりとホームケアをすることの方が美髪を保つための秘訣になるのです。

■まとめ

安い、早い、楽なホームカラーはトータルバランスは良いのですが、ダメージ毛には残念ながら向いていません。

また、失敗がないよう暗い色味のカラーのものが多いので、明るい色の表現力に欠けています。サロンのカラーは市販に比べると若干お金は掛かりますが、色表現が豊富に用意されているので、明るさ暗さが調節できます。

ダメージ部分もしっかりとカバーしてくれるので、ムラも少なく仕上がりが綺麗な色になります。

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